大学を卒業しても就職したくない。でもフリーターになってしまったらどんな未来が待っているんだろう。
当記事では上記のような悩みに答えます。
僕も今や正社員として働いていますが、もともとは大卒フリーターでした。
就職活動の波に乗れず、みんなが頑張っている時に頑張れませんでした。
でもいざフリーターになってみると、将来やお金に関する漠然とした不安を毎日のように感じ、常に「本当にこれでいいのか」と、自問自答していました。
多分これを読んでいると言うことは、あなたも同じような境遇か、フリーターになるかどうか迷っている状態だとは思います。
今回は、元大卒フリーターの僕が、「大卒でフリーターになったら、どういうことが起こるのか」との末路をお伝えします。
ぜひこれを読んでみて、改めて「あなたがこれからどうするのか」を考えるきっかけにしてもらえればと思います!
Contents
大卒フリーターの悲しすぎる末路【実際に体験済】
大学を卒業してそのままフリーターになった僕に起こったことは以下の通りです。
- 就活がどんどん怖くなる
- 就活の選択肢がどんどん狭くなる
- 友達が減る
- 大卒という過信が感覚を狂わせる
- 親不孝をしてしまう
1つずつ詳しく紹介していきます。
就活がどんどん怖くなる
僕は、時間がたてばたつほど就活することがどんどん怖くなっていきました。つまり、どんどんフリーターを脱却するチャンスが減っていきます。
大卒ということは、少なくとも3世代下に後輩がいます。
同じ大学出身なら、だいたい第一志望になる企業も同じようなレベル感になってくるため、大卒3年以内に就活したいと思っても、後輩たちと一緒に就活をすることになります。
僕はフリーターになってすぐに、やはり就活しようと思って、短期間ではありますが、就活をしたことがあります。
しかし、後輩は現役で新卒。僕はフリーター。当然後輩のほうが勢いもあるし、若いので、合格もしやすい状況です。
僕は、これまで後輩だった人間に、まともに戦ってどんどん負けていきました。
そして僕の場合は、その屈辱が怖くて、活動量がどんどん減っていきました。
僕は、サークルにもアルバイトにも属していたため、後輩にカッコ悪い様を見せるのが怖かったのです。
ただ、自分が知らない世代まで待っていたら3年待たなければならないので、どんどんフリーターから抜け出せなくなり、就職が不利になっていったのです。
就活の選択肢がどんどん狭くなる
さっきの話と似ていますが、今度は就活をするにしても、後輩が入っている会社を受けたくない!という力学が働きます。
だって、そんな会社に入ろうものなら、後輩が僕の先輩として君臨することになるからですね。
僕は正直、就活をしている時に、どうしてもいきたい会社があったのですが、その会社では、後輩が第一線で活躍していたので、受けることすらできませんした。
こぅやって、どんどん選択肢がなくなっていきます。
人気があって魅力的な企業ほど、先に選択肢から消えていくことになるのです。
さらにフリーターから抜け出せなくなっていきます。
友達が減る
フリーター3年目にもなると、多くの同世代の人たちはサラリーマンでした。友達が社会人1年目のときなどは、自由なフリーター生活は羨ましがられました。
手取りはバイトも社会人1年もそこまで変わりませんし。
だけど、3年もすれば圧倒的に「経済的な格差」が生まれてしまいます。
行く店もどんどん変わっていきます。
無理をして、友達との飲み会に行ったこともありましたが、当然ホットな話題は仕事の話ですから、フリーターの僕は、話に全然ついていけませんでした。
そして、フリーターであることがだんだん劣等感に変わり、友達と会えなくなっていき、どんどん友達と言える人が少なくなっていきました。
下記が正社員とフリーターの間に生じる格差です。
大卒という過信が感覚を狂わせる
やがて僕の周りは、フリーターばかりになりました。類は友を呼ぶってやつです。
フリーターからすると、大卒はエリートの部類に入るので、大卒ではないフリーターからは、「いいな〜!大卒だったらどうとでもなるでしょ〜?」という目で見られました。
ずっと劣等感を感じていた僕は、そこまで悪い気はせず、上流階級に属している優越感のようなものすら感じていました。
もちろん今から思えば、現実はそう甘くないのですが、フリーターという限られた小国での王様になってしまって、それに気づかなくなってしまいました。
親不孝をしてしまう
何より辛かったのは親不孝です。
あなたが社会人として人の役に立つ存在になり、幸せになって欲しい!
そんな思いをこめて、親たちは僕に愛情とお金と時間を注いできてくれました。
その結果が、フリーター。
もちろん自分の人生ですから、親の意見を聞きすぎるのもどうかとは思いますが、親の期待に応えてあげなかったのは本当に申し訳なかったと思いますね。
私の親は、私がフリーターをやっていても、悲しそうにはしませんでしたが、正社員になった時は、大喜びしていました。
私も今は親の身だからわかりますが、親ってのはそんなもんですね。
大卒フリーターを3年。その後、僕は正社員になりました
僕はフリーターとして約3年生きて、これまで紹介してきた状況を体験しました。
- 就活がどんどん怖くなる
- 就活の選択肢がどんどん狭くなる
- 友達が減る
- 大卒という過信が感覚を狂わせる
- 親不孝をしてしまう
で、将来への不安も止まらなくなりまして、もう全てを一から始めるつもりで、就活するという決断を行いました。
その体験談は以下に詳しく書かれています。
そもそもフリーターは就職できるのか?
就職がそもそもできるかできないかでいうと、就職はできます。
実際に僕も正社員就職できましたし、僕が就活した頃に比べるとさらにフリーターから正社員就職しやすい環境です。
フリーター特化の就職エージェントもありますし、働き手が減っていっていますから、どの会社も労働力の確保に必死ですから。
タイミングで言うと最高のタイミングです。
正社員になって何が良かったか?
正社員になって良かったことは、たくさんあります。
- 将来への不安が軽減
- お金が増えて、経済的な自由が増した
- 休んでもお金が入るため、精神的にも楽
- 有給は増えて行く
- 家が買えた
- 結婚ができた
- 子育てもできている ・・・などなど
上げ始めるとキリがないですが、とにかく正社員になったことに何の後悔もありません。
ぜひ、大卒フリーターの方、あるいは大卒フリーターになろうとしている方のご参考になると幸いです!
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