今回は、元フリーターで、就職したからたった6年で独立し、1年で年収5000万円を築き上げた山本さん(仮名)のサクセスストーリーの紹介です。
名前だし・顔だしNGを条件に取材に応じてくれました。まずは彼のサクセスストーリーから紹介しましょう。
フリーターが6年で年収5000万円の社長にのし上がったサクセスストーリー
山本さんが大学時代あたりから遡っていきます。
大学卒業後、周りに流されてフリーターになってしまった
山本さんは、もともと厳しい家庭に育ち、「勉強しろー!」と毎日怒られながら育ったそうです。
そして、大学受験を終えて、念願の一人暮らし。
初めて獲得した自由を満喫する大学生活を送っていました。
大学に行き、サークルでテニスをして、帰ってサークルメンバーと飲み会。
まさに理想的でリア充な時間。
これまで厳しかった環境から、一気に何にも束縛されない自由で楽しい環境に変わり、抜け出せなくなったのだとか。
仲の良いサークルメンバーも、もともと家庭が厳しく束縛から解放されたという、まさに似たような境遇の人が偶然集まっていました。
もちろん大学生の同級生たちはほとんどの人が就活をし、内定を決めていくわけですが、所属していたテニスサークルのメンバーは、なかなかモラトリアムから抜け出せず、就活という現実から目を背けていたようです。
すると当然起きるのは、足の引っ張り合い。
だれも「就活しよう!」なんていい出さないものだから、それが異常なことだということにも気付かず、内定先も決まらないまま大学を卒業し、フリーターになったそうです。
ターニングポイントは、ベンチャー企業のインターンシップ
そして、サークルメンバーとともに、卒業後もしばらく楽しく親の仕送りとアルバイト費でお金を稼ぎながらモラトリアムを続けていたそうですが、ずっと「このままでいいんだろうか・・・・」って感じで、何かが気がかりだった山本さんは、なーんとなくSNSで目に入ったベンチャー企業のインターンシップを受けてみることに。
そのインターンシップは、社名は出せませんが、管理人ジッキーが属する人材業界の中でも、結構厳しくて有名なインターンシップです。
内容は、2日間で、全く新しいビジネスを立案して社長にプレゼンするというもの。
1日目は全く企画がまとまらず、徹夜でインターンシップ仲間とプランを考え続けたのだとか。
山本さんは、そのインターンシップを通じて、就活生の意識の高さ、レベルの高さ、そしてその会社の人材のレベルの高さに驚愕し、今の自分の位置があまりにどん底にいることに気づき、さすがにこれはまずいと就活を決意したのです。
何社受けても決まらない、フリーター就活の厳しい現実
決意新たに就活を始めた山本さん。
まだ卒業してフリーターになってから2年しか経っていなかったので、なんと新卒の就活生と混ざって就職活動を行ったそう。
しかし、待っていたのは厳しい現実です。
何社受けても、「なぜフリーターになったのか」という質問にうまく答えられず、不合格が重なるばかり。
周りの自分より若い後輩、サークルの後輩はどんどん内定を決めていく。
俺は今まで何をやっていたんだ・・・・。
押し寄せる後悔の念を感じながら、山本さんはそれでも企業の面接を受け続けました。
そして、30社受けてダメだった時に、ちょうど最後の会社が人材系の会社で、
「うちはだめだけど、エージェントのサービスを受けてみない?」
と、就職エージェント(人材紹介支援サービス)を勧められたのです。
山本さんは、こう思ったそう。
「こいつら、俺を落としておいてさらに、俺で商売しようとしやがって・・・・。」
でも、そんなこと気にしてられない。まずは1社内定を。。。。
そんな気持ちで、エージェントサービスを受けてみることにしました。
やっと勝ち取った内定。
最初胡散臭く、警戒していたエージェントサービスですが、担当のカウンセラーがとても親身になってくれたようです。
自己分析を手伝ってもらい、履歴書の書き方を位置から学び、添削してもらい、自分のやりたいことは何かということと真剣に向き合い、自分に合った会社を一緒に探してくれました。
山本さんは、結構わがままに「自分の働きたい会社はこんな会社」と給与や労働条件を伝えたところ、必死になってその条件を満たす企業を探し、紹介してくれたとのこと。
そして、5社程度受けたら、そこから1社内定が決まったそうです。
その会社との出会いが彼の人生を大きく動かすことになりました。
内定先の会社が業績伸びまくりのベンチャー企業。そして上場へ
内定先の会社は、WEB界隈じゃ結構有名な渋谷の企業。
当時はまだベンチャー企業の分類に属していましたが、超伸びているイケイケな会社でした。
山本さんが入社してから、3年程度で上場を果たし、飛ぶ鳥落とす勢いで業績を拡大していきました。
山本さんは、年齢の遅れを感じながらも、その誰よりも頑張ろうとする姿勢を買われて、先輩からは可愛がられたようです。
そして山本さんはどんどんスキルをつけていきました。
伸びている会社で、売れるスキルを身につけた。
今から振り返るとよかったのは、「伸びている会社」に入ったこと。
当時は小さい会社でも、伸びている会社に入れば、伸びている市場で売れるスキルが身につくということです。
山本さんは、プレイヤーとして大いに活躍し、途中から管理職としてチームを持って欲しいと会社からは要望があったそう。
普通は昇進ですから喜ぶべきところ。
しかし、スキルをもっと磨きたかった山本さんは、管理職を断り、プレイヤーに専念しました。
そして、入社して6年が経った時、お客さんから「独立しないの?」と言われたことがきっかけで、そのスキルを持って独立。
ちなみになんのスキルかというと、WEBメディアのコンサルティングスキル。
お客さんは一部、独立した山本さんがいいということで、流れてくれてようです。
初年度で年収5000万達成。
市場も伸びている中で、山本さんの持つスキルは価値がどんどん高まっていきました。
そして、なんと独立して個人事業主として初年度で5000万円の利益を達成。
誰も雇っていないために、そのままそれが年収になったそうです。
独立されてからいまで3年目が経とうとしていますが、今は法人化を果たし、一人で会社を運営しているそうです。
大きく売り上げは伸びていないものの横ばいで年収5000万円はキープし続けているとのことです。
元フリーターのサクセスストーリーから学べること
山本さんの元フリーターからの大逆転、半端じゃありませんね。
もうあと数年で、生涯年収の平均を超えてきますからね。
いやー羨ましいのなんのって。
僕より少し年上くらいで、こんなに成功されてるともう素晴らしいなと思いました。
彼の成功から学べることは大きくは3点かなと思います。
1:行動しなければ何も生まれない
山本さんをここまで突き動かしたのには、彼の才能もあるし、運もあったでしょう。
でも、なにより行動を変えたことが成功の大きな要因だったと思います。
インターンシップにいく。
周りに流されずに、就活をすると決める。
そんな小さなことですが、その一歩がなければ今の山本さんは作れなかったんだと思います。
2:伸びている会社に入れば、売れるスキルが身につく
あと、山本さんのサクセスストーリーを聞いていると、入社する先も大事だってことがわかります。
入社する時点では小さい会社だったとしても、伸びている会社に入れば、それはつまり市場で売れるスキルが身につくということです。
売れるスキルを身につけば、もっと良い会社に転職もできるでしょうし、山本さんのように独立することだってできるようになるかもしれません。
3:フリーターの就活はエージェントを使う
結局これが就活は勝負の決め手だったと思います。
フリーターはなかなか新卒と混ざって就活しても、うまく行きません。
フリーターをやっていた時点で多少不利になるのに加えて、就活に関する情報が圧倒的に不足しますから。
それを補うのがエージェントです。
偶然とはいえ、就職エージェントに出会い、胡散臭いと感じながらも利用に踏み切ったことも大きな成功要因だったのではないでしょうか。
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さいごに
山本さんのお話を聞いて、ほんと自分も負けてられないなと感じましたし、何より現フリーターの方に非常に勇気を与えられるような内容だったのではないかと思います。
まずは一歩目が大事ですね。
私も今サラリーマンになって幸せに暮らせているのも、最初の重い一歩目を踏み出せたからだと思っています。
是非皆さんも、一歩前へ進むための行動をしてみてください。
きっと何かが変わりますよ!
というわけで、これからも山本さんのご活躍を応援しています。
ありがとうございました。
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