今これを読んでいるということは、お金がなくて、キャッシングするかどうか迷っているか、あるいはキャッシングしてなかなか借金が減らずに苦しんでいるか、どちらか、というとこだろう。
フリーターはお金がない。
だからフリーターなら誰もがキャッシングして借金するかどうか、一度は考えたことがあると思う。
私も、まさにそうだ。
というか私はキャッシングして、ほぼ人生が詰みかけた。
今回は、その話をしようと思う。
きっと、まだキャッシングしていない人も、今キャッシングの返済で苦しんでいる人も、私の失敗談を聞けば、次どういう行動をするべきか参考になるはずだ。
Contents
プライドが高いフリーターはキャッシングしがち!
私は、学生時代、めちゃくちゃプライドが高かった。
だから就活なんてしなかった。
サラリーマンみたいな、何かに従う生き方なんてしたくなかったんだ。
サラリーマンになんかならなくても、自分で稼げる様になったら、そっちの方がいいに決まってる。
そう考えた。
そうして、フリーター生活が始まったわけだが、生活するにはかなりの時間をアルバイトに費やす必要があった。
だから、自分でお金を稼ぐ準部なんてできずに、だらだら時間だけが経過していった。
すると当然、だんだん正社員になった友達と格差が付いてくる。
自分より下だと思ってた友達や後輩までもが、自分の給料を抜いてくるんだ。
その状況でそして最も惨めな気持ちになるのが、彼らが休みに入り、ご飯に誘われた時だ。
社会人になると、みんなちょっと良い店に行きたがるわけだ。
友達は、それこそ二軒目、三軒目、普段のストレスを発散するかの様にお金を使い、飲みまくる。
私は、アルバイト生活。
安い店ならまだしも、良い店でそんな飲みまくるお金はない。
しかし、私はプライドが高かった。
だから、お金がないから帰る。なんてことができなかった。
そこで、私はお金があるフリをした。
そうして私は、ただお金があるフリをするためだけに、自分の生活費に手を出すこともあった。
もう自分のお金が回らない・・・
そう考えた私は、キャッシングに手を出した。
最初に使ったのは、「初めてのAコム」だ。
無人の機械で、めちゃくちゃ簡単に契約ができた。
最初、控えめに10万円程度借りたいですと伝えた。
すると、キャッシング限度は50万円のカードが渡された。
そこからだ。
人に奢ったり、高いものを着たり、高い店に入ることは、プライドが満たされる。
自分よりお金を稼いでるやつには、逆に奢ってやろうという気持ちも湧いた。
そうやって無理をして、結局お金を使いまくってしまい、たちまち限度額が訪れた。
私は、半年で50万円の限度額を使い、すぐにお金を出せなくなった。
そこで私は、Pロミスを訪れ、二枚目の限度額50万円のキャッシングカードを手に入れた。
そしてそのキャッシングもすぐに限度額を迎えた。
フリーターは借金を返済しきれないカラクリにはまる。
フリーターは、一度キャッシングしたら、返済しきれなくなるカラクリにはまってしまう。
なぜか。
フリーターには、一度に多くのお金が入ってくることがないからだ。
私がはまったカラクリはこうだ。
2社のキャッシングカードで100万の借金をした私は、毎月3万くらいは最低返さなければならなかった。
この最低限度額は、返さないとやばいやつだ。
しかし、3万返しても実は残り97万円とはならない。
そのうち利息が半分くらいひかれるんだ・・・。
最低返済額が3万だと、1.5万くらいの利息がかかる。
つまり、3万返すが、借金は毎月1.5万ずつしか減らないということだ。
だから結局のところ、一気にまとまったお金を返さないと、返済は進まないんだ。
でもフリーターには、一気にまとまったお金が入ってくることはない。
だって、時給で働いた分しかお金は入ってこないんだから。
私は、まじで途方にくれた。
これは一体、いつ返せるんだろうと。
それでなくても、お金が十分にないフリーター生活だ。
月3万円返すのも痛い。でもそれを返さないと督促されるんだ。
消費者金融の督促なんて怖すぎる・・・。
だから死に物狂いで、最低金額だけは確実に返し続けた。
しかし、頑張っていくらか返しても、また限度額から浮いたお金を、自分のプライドを守るために使ってしまった。
結果的には、毎月3万円ずつ返しながらも、常に満額借りている状況になってしまったんだ。
まじで、正社員がもらえるボーナスがめちゃくちゃ羨ましかった。
日常生活は基本給で乗り越え、ボーナスで大きなお金が入った時に一気返しする。
ボーナスさえあれば・・・と思った。
毎月3万返すのも辛い。
返しても借金から減るのは1.5万のみ。
給料は上がらないから生活は苦しいまま。
お金を返しても、すぐにプライドを守るために使ってしまって、数ヶ月の苦労が一晩でパーになる。
本当にこういう繰り返しが数年行われた。
私は人生詰んだかも・・・。と思いながらも、同じことを繰り返していた。
私は、正社員になることにしたが、就活はこてんぱんだった。
もう精神的に限界がきた私は、ボーナスを獲得するために、フリーターという自由を捨てて、正社員になることを決意した。
もちろんそれだけが正社員を目指した理由ではない。
将来への漠然とした不安や、自分と周りの格差に耐えられなくなったりいろんな理由があるが、とにかく借金を返したい!というのがかなり大きな原動力になった。
そして転職サイトを使って就活を開始。
とにかく、待遇が良さそうな企業に応募してみた。
しかし、見事に書類選考で全滅。
そうだ。
フリーターは、書類選考で合格しにくいため、面接までたどり着くことさえ難しいんだ。
たまたま書類選考で合格しても、面接で受からなかった。
面接のやり方や就活のマナーがわからなかったんだ。
色々と聞かれたが、全く答えられなかった。
私には、「借金をボーナスで返したい!」という動機がメインだったため、企業への志望動機なんかなかったんだ。
それに当然自己分析なんかやったことない。
そんな状況で、相手の質問に答えられるはずもなかったんだ。
でも、何を準備していいかわからなかった。
あぁ・・・終わった・・・ボーナスももらえないのか・・・。
そう思った。
転機は就職エージェント。借金一気返し成功まで。
私は偶然友人のススメで、就職斡旋をしてくれる就職エージェントと出会った。
そこで、就活のノウハウを教わり、自己分析を手伝ってもらい、私が合格できそうな企業を勧めてもらって、面接対策をしてもらった。
それでも何社か受けるまで合格はできなかったが、最終的に2社内定をもらい、今の会社に入った。
フリーターという不利な立場だけでなく、就活の情報がなく、何もできない私を合格させてくれたんだ。
めちゃくちゃ感謝した。
そこから私の人生は好転し始めた。
もちろん正社員として、毎朝起きたりするのはきつかったし、アホな上司にいろいろ怒られるのも耐え難い屈辱だった。
でも、半年に一回のボーナスで50万円程度もらうことができ、一気に借金を返すことができたんだ。
まじでギリギリセーフだったと思う。
あの時正社員になるジャッジをしていなかったら、就職エージェントと出会わなかったら、おそらく私の借金は未だに100万円から変わっていなかったと思う。
フリーターは借金してはいけない。
たった5万でも借りてしまうと、ほぼ私と同じような運命になるだろう。
5万借りたやつが5万で済むわけがないんだ。
そして、借金をしてしまったら、返済する手段がフリーターにはほとんどない。
実際には、説明したように、一気にお金を稼ぐ手段がないと厳しいんだ。
私のようになりたくなければ、キャッシングに手を出さないことがそもそも一番だし、もう手を出した人は正社員になることを検討した方がいいかも。
まじでその借金減らないからな。
正社員ならホワイトな企業に入社すれば、1年〜3年もすれば借金は返せるはずだ。
そしてもし正社員就職を考えるのであれば、私と同じように就職エージェントを利用することをオススメする。
ちなみに、世の中には、フリーター専門の就職エージェントというものがある。
フリーターの正社員化に特化している分、正社員就職成功率も高い。
しかも、すべて無料で使える。
使わない手はないと私は思う。
フリーター専門の就職エージェントが何をやってくれるのか、どんなサービスなのかについては下記の記事でまとめたので、ぜひ以下の記事を読んでほしい。
僕のフリーターから正社員就職成功の体験談はこちらからご覧いただけます。
【裏技】フリーターを続けながら借金を一気返しするという選択肢。
さて、借金を返済するには、毎月ちまちま返すのではなく、一気に返す必要があるため、まとまったお金を得る必要があるという話をさっきした。
私は正社員になることで、ボーナスを獲得して、借金の一気返しに成功したわけだが、もう一つ、実はフリーターを続けながらにして借金を一気返しする方法がある。
というと、怪しい方法かと疑われそうなものだが、、、、全くそんなことはない(笑)
私は当時、この選択肢に気づかなかった。
それは、「期間工」をやるという方法だ。
借金を一気返しできる期間工って?
「期間工」というのは工場ラインで期間を決めて働く契約社員であり、雇い主は「トヨタ・ホンダ・日産」などの超一流メーカーが多い。
さすが超一流企業の契約社員といったところで、期間工をやれば、給料がいい上に、寮が支給されて、水道光熱費も支給される。食費も食堂があって安く済むから、めちゃくちゃお金が貯まるんだ。
人によっては、3年で1000万円の貯金ができるほどだ。
おそらくフリーターが最も借金を返しやすい労働形態だろう。
期間工については、下記に詳しくまとめた。
ぜひ、チェックされたし!