とりあえず今回は「フリーターが一生フリーターでいられるにはどうしたらいいのか」という、ほぼサイトのコンセプトとは真逆の内容を書いていくことにする。
通常フリーターを続けると、経済力が弱く、結婚もできず、家も買えず、老後は貧乏生活を強いられるという状況になりがちだ。
だからいつもなら、自分の体に鞭を打ってでも正社員になることを勧めている。
しかし、仮に一生フリーターのままで、結婚して、家を買う方法があるとすれば、いちいち就活に、将来にと、悩むこともない。
あなたは一生自由気ままに暮らせるというわけだ。
というわけで、これから私が「一生フリーターで居ながら、結婚もして家を買う手段」を考えて至った一つの結論を語ろうと思う。
ちなみに、例えばYoutuberとして大ブレイク!とか、本を出版してベストセラーとか、そんな夢のような話は書かない。
可能な限り誰でもできるようなことでどうにかする方法を考えたい。
Contents
フリーターが結婚して家を買うために必要なもの
まず方向性は、正社員にあって、フリーターにないものを、いかに代替手段で補足するかということになる。
正社員にあってフリーターにないもの。
考えだせばたくさんあるが、大きくは次の2つだ。
経済力(貯蓄)
安定収入
他にもあるんじゃ・・・と思ったかもしれないが、社会保障の有無も、社会的信用の有無も、これらが実はすべての根底にある。
この2つは同じように見えるかもしれないが、「お金がある」ということと、「収入が安定している」ことは違う。
例えば、Youtuberで大成功している人には当然お金はある。しかし収入は安定しない。毎月の収入がバラバラだ。
となれば、いくら稼いでいたとしても、住宅ローンなどの申請は通りにくくなるんだ。
なんで?その辺のサラリーマンよりも稼いでるのに?
と思ったかもしれないが、例えば、Youtubeの運営元が、広告費用のルールを変えれば、彼らは大ダメージを受けてしまう。
実は彼らはそもそも非常に不安定な中で生きているんだ。
当然中には、稼いだお金を投資して、会社を立てて、安定収益を確保した人もいるだろう。
そういう人は、銀行からも信用されやすくなるため、社会的信用も維持しながら、正社員よりもお金を持つ成功者として生きていくことになる。
さて、とにかくフリーターとして一生過ごす上で大事なのは、この2つを正社員にならずしていかに獲得するか、ということなんだ。
経済力を確保すること。
安定収入を得ること。
この二つがあれば、結婚もしやすくなるし、家を買うことだってできるし、老後だって安心して暮らせるだろう。
では、この経済力と安定収入の2つをフリーターがどうやって揃えればいいのか。
フリーターが結婚して家を買うための「経済力」を確保するためには
フリーターは体力があって働けるうちは、バイト掛け持ちでもすれば、なんとでも生きていける。
若いうちからフリーターは絶望的だ・・・・なんてことを言う人はなかなかいないはずだ。
フリーターの人生が厳しくなってくるのは、体力がなくなったあと。
絶望的なのは、今じゃなく、老後のお金なんだ。
一般的には正社員は年次が上がれば給料が上がっていくが、フリーターは下がる一方。
老後は正社員とフリーターの格差がもっとも広がるタイミングなんだ。
逆に、若いうちに老後必要になるお金を貯蓄できれば、フリーターも一旦老後までは安心できる経済力を持つことができる。
結婚している前提で考えると、老後二人で暮らしていくのに月30万円お金があれば、まぁ余裕を持って暮らしていくことができる。中流階級くらいの暮らしになるだろう。
厚生年金に入っていないとしても、国民年金がある。二人で10万程度はもらえるはずだ。
それにフリーターをやっていくには老後も少し働くことも覚悟したほうがいい。
老後の期間を平均して二人で月10万円稼ぐとしよう。
国民年金と、二人の給料を合わせて20万円。
必要なお金が30万円だとすると、あと月10万必要になる。
ということは、若いうちに、月10万円の生活費で老後暮らしていくお金を貯蓄で確保しておけば、老後30年間、低〜中流階級くらいの生活ができるということだ。
それではいくら貯めないといけないのか。
老後が30年続くと仮定すると、10万×12ヶ月×30年=3600万円
孫と遊んだり、旅行に行ったり、楽しむための費用も考えると、貯めなければならないお金は、大体5000万といったところだろう。
5000万の貯蓄というと、結構きつい・・・と思うかもしれないが、そこそこ現実的な方法がある。
その方法とは、期間工で稼ぐという方法だ。
一旦詳細は下記記事にまとめたので、期間工に興味がある人は見て欲しい。
全くグレーなビジネスでもなんでもない。トヨタや日産など日本を代表する企業の工場で、契約社員として働く形態だ。
期間工なら、3年で1000万円貯めることができる。
つまり、15年働けば、5000万貯まることになるんだ。
今仮にあなたが20歳なら35歳の時点で老後の貯金を貯めきることができる。
35歳の時点で、5000万円の貯金をしている人はサラリーマンでもほとんどいない。
いくらフリーターとはいえ、35歳の時点で5000万貯金できていたら、安心して結婚もできるし、そこまで貯めれるあなたの性格なら、子供を産んでもきっと大丈夫だ。
ちなみに、子供を一人育てるのにかかるお金は1600万程度。結婚にかかるお金は300万程度だから、概ねあと2000万あれば、結婚、育児、老後の生活も大丈夫になる。
それは働きながら稼げばいいのではないだろうか。
5000万貯められたあなたなら、あと2000万も貯められるはずだ。
フリーターが結婚して家を買うための「安定収入」を得るためには
さて、7000万円あれば、結婚、育児、老後の生活まで多少余裕持ってできることを伝えたが、さらにフリーターという立場で安心して暮らしていくには、「安定収入」が必要だ。
正社員は、長期休暇をとって休んでも、病気でしばらく働けなくても、毎月一定のお金が入る仕組みがある。
フリーターだってこの安定収入があれば、結婚に反対する親もいなくなるし、ハードに働かなくてもよくなるし、休んで子供と遊んだりする余裕も生まれる。
さて、フリーターが安定収入を手に入れる方法だが、通常の考え方ではダメだ。
なぜなら、フリーターには基本的に「体力」と「時間」しか売り物がないからだ。
だから散々私も考えたが、現実的にできるのは、この手段しかないのではないかと思う。
フリーターが安定収益を得る方法とは、アフィリエイトだ。
アフィリエイトとは、あなたのブログを書いて、商品を紹介して、販売手数料をもらうというビジネスモデルだ。
毎日コツコツ記事を書き溜めて、ブログの内容が充実してくれば、たくさんの人が見にきてくれて、買い物をしていってくれる。
一度収益のモデルが確立されれば、もし仮にあなたの体が動かなくなって働けなくなったとしても、ブログがあなたの代わりに稼いでくれるモデルなんだ。
アフィリエイトは、上に行こうとすれば、文章の才能や商売のセンスなども問われるが、まずは何よりも継続力が問われるものだ。
最初は全く成果が出ない。だから心折れてやめていく人も多い。
しかし毎日コツコツと記事を書くことができるのであれば、必ずどこかでコツをつかんで、一定量を稼げるようにはなる。
冒頭にも行ったが、私は特定の才能ある人間しかできないことを紹介するつもりはない。
目安を言うと、アルバイトしながら、ネットでアフィリエイトのやり方を調べつつ、1年間毎日コツコツとブログの記事を書くことで、月1〜3万円程度は稼げるようになるだろう。
なお、アフィリエイトの作り方などはこのサイトでは紹介しない。
私なんかよりもっと良い先生が、WEB上にはたくさんいるからな。
ちなみに、私も正社員をやりながらアフィリエイトで稼いでいる身だ。
最初は何度も心が折れそうになるのだが、サイトを運営しているとどこかで収益が生まれ、ジリジリその収入は増えていく。
そして、とあるところで収益アップ率は加速化していく。
そんな増え方をするんだ。
フリーターという立場を生かして、フリーターの悩みに答えるサイトでもいいし、あなたの趣味があるなら、趣味についてのブログを書けばいい。
もし期間工で働くなら、期間工での毎日をブログにつづりながら、期間工を進めるようなモデルでもきっとニーズはある。
そうやって、少しずつブログに記事を貯めていくことで、あなたの代わりに稼いでくれるページがWEB上に溜まっていく。
そうして、あなたのページたちが安定収益をもたらしてくれるようになる。
そうなったら、老後だってもっとリッチな生活ができるかもしれないし、正社員みたいに休んでいてもお金が入る仕組みができる。
いわゆる不労所得ってやつだ。
アフィリエイトで稼ぐためのポイントはいろいろあるが、最も大事なのはコツコツ。
細かいノウハウは月3万円稼げるようになってから考えればいいんだ。
そして、そのアフィリエイトビジネスで稼げるようになれば、そのビジネスのオーナーはまさにあなたということになる。
ちゃんと稼げるようになれば、個人事業主、あるいは法人化して、社長になるのも夢ではない。
社長になって、数年安定的に収益を上げていれば、銀行からも信用されるし、世間体だってフリーターではなくベンチャー企業の社長だ。
いずれ正社員並みの信用度を得られるようになるだろう。
「期間工+アフィリエイト」で経済力と安定収入を得ればフリーターも結婚して家を買える
つまり、私の結論をまとめるとこうだ。
期間工で3年1000万のペースで、まずは5000万円を目指して貯金をしながら、休みや平日の空き時間を使ってブログを書いて、不労所得を積み上げていく。
不労所得が一定量積み上がったら事業化、法人化して、社会からの信用を獲得していく。
こうすれば、家も持てる、結婚もできる、それにフリーターで一生いられるはずだ。
私も世の中のいろんなビジネスを見てきた身として、いろいろ考えたが、才能や運に依存せず、誰でもできるというくくりで考えると、最終的にはこれくらいしか考えつかなかった。
今まで言ったことは、特別な才能が必要になるわけでもなく、頑張ったらできることだ。
頑張りさえすれば、正社員よりも自由に、そして組織に縛られずに、それでいて誰からも心配されることなく、世間体もよく、生きていけるということだ。
ただ、どんでん返しをするようで悪いが、正社員になりさえすれば、こんな複雑な人生計画について考えなくてもよくなるということにもお気づきだろうか。
ここからはもちろん、あなたのチョイスだ。
今伝えてきたことが、あなたにとって現実的に感じられないのなら、やはり正社員を考えてみてはどうか。
ただし、正社員になるなら今すぐ行動を起こしたほうがいい。
空白期間は短ければ短いほど、正社員就職成功率が高まるからだ。
もし今回の記事を読んで、やっぱり正社員がいいかも・・・と思ったのなら、僕のフリーターから正社員就職成功の体験談をどうぞ!